向く仕事、向かない仕事
私は以前から営業というのが、あまり得意ではないと思っています。
会社員時代、営業職に向いているからと無理やり営業職に配属され、半年ほど営業をやったことがありました。配属された支店は自動車の販売代理店。完全な接客業で日曜日も交代で出勤しなければいけなかったため、まだ若い自分にはとても嫌な仕事でした。
『やるからには絶対に数字をあげてやろう』と意地になっていた自分は、しらみ潰しに既存の顧客を回ったり、新規の顧客には 直接家を訪問したりするなど率先して営業をしました。結果、売上も社内でトップにはなりましたが、身体はどんどん痩せて、いつも胃薬が手放せない状態。半年後には再度社長にお願いして本店に移りまた元の仕事に戻れるようになりました。
ネット関係の仕事に、嵌ったのも人に接しなくても良いという部分がかなり大きかったと思います。しかし以前から多くの人に営業に向いていると言われる。私の中で向かないと思う仕事でも他人から見るとそうは見えないらしい。
仕事ができる人でも社長業に向く人もいれば向かない人もいる。誰でも社長にはなれるけれど誰でもできるわけではない。私はよく年配の方に「社長に向いてないね」と言われる。もっと社長というのは、ずる賢い部分や策士的な部分があったほうがいいと言われる、そのスタイルでは、自分がもたないし大きくなれないと言われる。
今こうして社長業をやらせていただいているのも人の縁がとても大きい。その向いてないという年配の方々にも多くを支えられて今まで社長をやらせていただけたと思っている。まだ上場することは出来ないけれど、長く社長業というものをやっていけている自分のようなスタイルでの経営もあながち間違っていないのかなとも思ったりする。




