カテゴリー : 映画

ココ・アヴァン・シャネル

 

chanel_1_1b 誰もが知るシャネルの半生を描いた作品。
といっても、主にどのようにして上り詰めてきたか?という点で重要な、
若いころにスポットをあてています。

元々、孤児院で育った「ガブリエル・シャネル(ココ)」は、
洋裁店で働きながら姉とナイトクラブで歌をうたって暮らします。
そこで裕福な男性と知り合い、その人を通じて上流階級の人々と
出会っていくのですが、そのなかで彼女の才能を見抜き投資をしてくれる男性と出会います。

女性がまだ自立することができない20世紀初頭。

玉の輿に乗るか、一生下働きか、という選択しかできない時代にどちらも選ばずに、自分の生き方を変えない。

それは彼女のスタイルにも表れていて、当時誰もが着る、男に媚びたフリルの沢山ついたドレスは着ずに、今の黒を基調としたシンプルなシャネルのスタイルをその時から貫き通しています。

どうしても作られた物語ではないので、物語は淡々と進みます。
それでもこれだけのブランドを創った彼女の人生は、小説で描く内容よりも大変な人生を送ってきたといえます。このブランドの背景を観させていただき、改めて彼女の手がけた物に興味を持ちました。

孤児院の生活から、ナイトクラブ、そして上流階級のパーティー、成功したときの彼女のブランドのファッションショー。
彼女はいつもそれを遠くから見つめ続けていました。
彼女自身は変わることはないのですが、その時々で周りが変わっていきます。

その対比がとても面白く、とても深い映画だったと私は思いました。

アマルフィ 女神の報酬

 

少し前ですが、映画「アマルフィ 女神の報酬」を観てきました。

ちょうどポイントが貯まっていましたので、無料で観させていただきました。

TVでは、ずいぶんと推している作品・・・フジテレビ開局~とうたっていますが、それって何作品あるのだろう??

すべて海外ロケということで、とても大きなスケールの映画になっていますので、映画館で見ると楽しいです。

過去、海外の映画で観た景色(ローマの休日等)が沢山出てきますので、それだけ観てても楽しいかも。

スクリーンに映っている景色もとても綺麗で、いつかは行ってみたいなぁと思わされました。

演技が上手な人が多いので安心して観られる作品です。

ただ・・私は佐藤浩市さんが出ていなかったら観に行かなかったかも・・・。

テレビで見慣れた人たちばかりですので、良い意味であまり疲れない、気負わなくても観られる作品でした。

夏休み気分を満たしてくれる作品です。

 

これから年末にかけて観たい作品が目白押し、とっても楽しみです。

劔岳 点の記

 

公開前から随分期待していた映画です。

題材からも想像が出来ますが、至ってシンプルな内容です。

現在のCGを多用する映画とは一線を画す、映像とはこういうもんだという監督の思いが詰まった作品です。

 

明治時代に日本地図を完成させるために劔岳に挑むのですが、当初の思いとは別の初登頂という

軍部のプライドに、翻弄され動かされる測量隊の様を描いています。

自然の荒々しい映像とは対照的に、人と人の会話や生活は、とても穏やかで、その対比が

とても心地よく感じられます。

「本当に大事なのは何をしたかではなく、何のためにそれをしたか」

監督自身がこの言葉を胸にこの大変な作品を作り上げたのではないでしょうか?

素晴らしい作品です。ぜひ映画館でみることをお薦めします。