京都
京都へ出張のついでに三十三間堂へ寄って来ました。とても静かで観覧しているのは数名の修学旅行生と観光客。もう25年も前に修学旅行でここを訪れたのですが、ほとんど記憶がなく、またその頃はまったく興味がなかったため観ていなかった所です。三十三間堂には1001体もの千手観音が並び圧巻、国宝の仏像が所狭しと並んでおります。今回どうしても観たかった仏像は「阿修羅像」、ここの阿修羅像は物悲しい表情のものでなく、どちらかというと悪を表現した像。戦いを好む神ですので、争いごとなどがある場所を後に修羅場というようになりました。
私の好きな宮沢賢治の詩の一部「四月の気層のひかりの底を唾し、はぎしりゆききするおれはひとりの修羅なのだ」
自分の心をおぞましく思い葛藤し苛立つ自分を修羅という姿で表しています。私もすごく苛立ったり悲しかったりするときにこの詩を思い出します。様々な仏像は、その姿や表情で人の心を表現していて、ほとんどが怒りや悲しみであるように思います。昔から人の心はそんなに美しいものではないのでしょうか。
とても穏やかな気分になれたひとときを過ごせました。
またのんびり来たいです・・。
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